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小春亭

RPGのプレイレポートとか。最近はDX3考察が中心です。

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第四話「別(あか)れた糸と、繋がる糸と


○当初の想定


前回の続き、ということですが、あまり意識せずにシナリオにしよう、というのが先ず一点。
もう一点は、前回の回顧録でも書きましたが、
ババアを出そう。
ということでした。

でもねー、この話、結構時間ギリギリで作ることになったんですよ。
なのでシナリオにも書いてますが、この話、公式シナリオを利用して作っています。
大まかな流れを利用しつつ、現行の物語の流れに乗せるように手を加える。なかなかに大変ながら楽しい作業です。

さあどう転がしましょうか。

○現在に繋がる過去

兎角、重要になったのが、このシナリオは過去の話、という点でした。
これだけは前回から決めていた点です。
だからそれと意識したギミックを加える必要があります。

一番やりたかったのは、「それっぽく見えるけどそうでない世界」という、パラレル的な雰囲気でした。
だから意図して飯塚商店を出し、ぶちっぽい猫を出し、一名主神社を舞台にしたわけです。

今だから白状しますが、当初、元陽ことジル爺はただの少年の予定でした
でもそれでは神社を利用できないな、という発想から、神主の傍系という設定が作られたのです。

結果、ジルと縁がハトコ同士という設定になったなと気づいたのは、第六話のシナリオを考え始めた辺り。
いやあ、思い付きって、後の設定に影響するんですねって他人事。

さておき、公式シナリオを流用するということになり、髪長姫が再び登場する運びとなりました。
似てるようで非なるキャラクターが続く中、一人だけでも同一のキャラクターが居る、というのは、プレイヤーたちにとって、重要な意味を持ちます。
そういうわけで、髪長姫には重要な役割を担っていただくことになりました。
今考えれば、このシナリオを流用しなければ、髪長姫というキャラクターが、後に、ここまで大きな役割にはならなかったのかなとも思います。語り手にとっても、プレイヤーにとっても。

あとは最後の隠し味として、深鈴の影もちらりと用意しておこうと、シナリオに書き足し。
使えるかどうかわからんけど、使えたら使おう、くらいのつもりで。


○能力を検討する

前回のシナリオから、積極的に変化の能力を取り入れるようにしています。
これは第二話で、積極的な能力の使用が行われたことに影響しています。

特にこの回は、キーパーソンとして髪長姫を用意しているために、変化の能力を何度も見直しました。
シナリオに使えそうな能力はないか。
そこで要になったのは「くものす」でした。
これも後に、婀娜花姫編で発端となった能力ですね。
面白いものです。

さあ、手直しされたとはいえ、もともとは公式シナリオ。
どう転がるのでしょうか。

○毎度ながらの反省点

この回、特にやらかしてはいけないミスを一つ、初っ端にやらかしてしまい、あわてたことを覚えています。

マルタを拘束してしまったこと。

前回のジルとの絡みで、結構頭悩ませたんですよ。
マルタ怖え…とw

無邪気な子供ってのは、無遠慮、であるが故に堂々とズケズケと核心に入ってくるんです。
プレイヤーに確認したところ、意図してやってる、というかそれがしたいためにこういうキャラにしたんだ!と言われました。
うん。正しいキャラメイクですw
でも結構、語り手には辛いんです。

そういう理由で、意図して動きを制限させたシナリオにしたんですが…。

これは完全に失敗でしたね。
マルタの持ち味が何一つ活かされなかったばかりか、プレイヤーに相当なストレスを与えてしまったようで。
プレイヤーのやりたいことは、できるだけ受け入れるように、という信念は曲げるべきではないな、と改めて思い知らされたものです。

コンセクエンス(選択の結果)をプレイヤーに対して提示するならば、ホストプレイヤー(語り手・GM)は、ゲストプレイヤー(PC)に対して、強制してはならない、ということですね。
逆に言えば、シナリオ的な強制を与えるのならば、ゲストのやりたいことをシナリオに取り込んであげないといけない。
この場合なら、マルタをただ拘束するのではなく、拘束されたマルタは、その状態からどう動けば満足するだろうか、という点を考慮すべきだったのでしょう。
この辺りのバランスは、何度GM(語り手)を経験しても難しいものです。

さてそれ以外のシナリオの流れは、それなりに順調だったかと思います。
やりたいことは全部出来たし。
前後編という流れを処理する方法論も、自分の中である程度見えました。
エンディングで現在のソフィアも出せて、大満足。
やはりロリババアは演じていて楽しいものです
まあソフィアは外見を幼く見せてるだけの、マジなババアなんですが

さて次回はどうしようかなと考えつつ、この日も幕を閉じました。

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