小春亭
RPGのプレイレポートとか。最近はDX3考察が中心です。
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第九話「あちらを立てればこちらが立たず」
○はじめに
長々と続いた婀娜花姫編も終わりを告げ、物語は収束へ向います。
語り手としては、この第九話と、次回の第十話、二つあわせて最終回、と考えておりました。
というのも、最終回(第十話)でやりたいネタは既に決まっており、そしてそれは「PCを中心に据えた物語」であるのは、至極当然のことなのです。
であれば。
ここまで物語を彩ってくれたNPCたちの結末は、どうしても描きにくいものです。
彼ら彼女らにも、ある程度の決着を付けてあげたい。
そんな想いが、この第九話には込められています。
○はじめに
長々と続いた婀娜花姫編も終わりを告げ、物語は収束へ向います。
語り手としては、この第九話と、次回の第十話、二つあわせて最終回、と考えておりました。
というのも、最終回(第十話)でやりたいネタは既に決まっており、そしてそれは「PCを中心に据えた物語」であるのは、至極当然のことなのです。
であれば。
ここまで物語を彩ってくれたNPCたちの結末は、どうしても描きにくいものです。
彼ら彼女らにも、ある程度の決着を付けてあげたい。
そんな想いが、この第九話には込められています。
○土地神さまってなんだろう?
NPCたちの結末、ということで、まずぶつけたかったのは、深鈴というキャラクターです。
第二話で登場して以来、特にナナシあたりが積極的に絡んでくれたこともあり、髪長姫とならんで、非常に重宝した公式キャラクターでありました。
まあ、以前も書きましたが、公式とは名前が違っているわけなんですけど。
小さいことですね。
さておき、彼女については、第四話の過去編で登場させたときに、何かしらのエンディングを用意してあげたいな、という想いが出来ておりました。
そして第六話での七柱の土地神さまを考える段階で、土地神とはなんぞや?定義は?という問題にぶつかったとき、その答えが出来たといえます。
わずか三百年の生では、土地神を名乗れるほど成熟した変化ではなかろう、という答えが出ると同時に、
では土地神と呼ばれるほど強大な変化と、未熟な変化であるPCたちとの狭間にいて、互いに近いもの。
力はあるがまだまだ下っ端としての彼女が土地神になる、というシナリオは、とても魅力的な構想に思えました。
これは…やるしかねえ!
○詰め込みすぎはイクナイ
しかしながら、ここで問題が。
PCたちのエンディングとしては、すでに開始当初から考えていた「育ちゃんと大くんの恋の結末」が待っているわけです。
更にそれに加え、婀娜花姫編を通じて、非常に認知度の上がってきた、「要ちゃん」というキャラクターの結末もまた、答えを出してあげたい部分も出来てきました。
さすがに第七話で反省したばかりなのに、ここでまた詰め込むわけにもいかないなあと。
なら二話に分けるのが妥当だろうか。
そんなこんなで、第九話と第十話、この二つの物語は、ほぼ連続する一本の物語として考えていきました。
○淡々と描きたい結末
演出すべきシーン、要素を思いつき、全体図が見えたあたりで、シナリオの構築に入ります。
とはいえ、この回はテーマとして「王道の物語にしよう」と考えた他は、あまり難しいことを考えておりません。
あえていうならば、一本道のシナリオとして構築したくらいでしょうか。
プレイ時間がいつも長くなるから、たまには短く終わらせたいな、という思いはありましたので、ではできるだけ自由を奪い取り、小説のように進んでいくシナリオにしよう、という。
これについては、最初にも書いたとおり、
第九話はNPCたちの結末を描きたい。
という考えがあったせいもあります。
そこにPCたちの意思を介在させたくない、というエゴもあったのでしょう。
(だからこそ、第十話では、PCたちの意思にすべて丸投げする勢いでのシナリオにしたんですが)
○結果
で、まあ。
早かったです、この回w
プレイ時間にして2時間と20分。
普段のプレイが大体3時間程度(長い時は5時間近く)かかっていたわけですから、非常にさくっと終わったことがわかります。
シナリオはほぼ思い通りに進んでいって、むしろ語り手のほうこそ「あれ?もう終わりか?」なんて思ったくらい。
少し残念だったのは、セッカの行動を予測できなかったことくらいですか。
普段とは逆の意味で。
とまれ、これで物語は終焉へ向います。
みんなは、どんな結末を望むのでしょうか。
NPCたちの結末、ということで、まずぶつけたかったのは、深鈴というキャラクターです。
第二話で登場して以来、特にナナシあたりが積極的に絡んでくれたこともあり、髪長姫とならんで、非常に重宝した公式キャラクターでありました。
まあ、以前も書きましたが、公式とは名前が違っているわけなんですけど。
小さいことですね。
さておき、彼女については、第四話の過去編で登場させたときに、何かしらのエンディングを用意してあげたいな、という想いが出来ておりました。
そして第六話での七柱の土地神さまを考える段階で、土地神とはなんぞや?定義は?という問題にぶつかったとき、その答えが出来たといえます。
わずか三百年の生では、土地神を名乗れるほど成熟した変化ではなかろう、という答えが出ると同時に、
では土地神と呼ばれるほど強大な変化と、未熟な変化であるPCたちとの狭間にいて、互いに近いもの。
力はあるがまだまだ下っ端としての彼女が土地神になる、というシナリオは、とても魅力的な構想に思えました。
これは…やるしかねえ!
○詰め込みすぎはイクナイ
しかしながら、ここで問題が。
PCたちのエンディングとしては、すでに開始当初から考えていた「育ちゃんと大くんの恋の結末」が待っているわけです。
更にそれに加え、婀娜花姫編を通じて、非常に認知度の上がってきた、「要ちゃん」というキャラクターの結末もまた、答えを出してあげたい部分も出来てきました。
さすがに第七話で反省したばかりなのに、ここでまた詰め込むわけにもいかないなあと。
なら二話に分けるのが妥当だろうか。
そんなこんなで、第九話と第十話、この二つの物語は、ほぼ連続する一本の物語として考えていきました。
○淡々と描きたい結末
演出すべきシーン、要素を思いつき、全体図が見えたあたりで、シナリオの構築に入ります。
とはいえ、この回はテーマとして「王道の物語にしよう」と考えた他は、あまり難しいことを考えておりません。
あえていうならば、一本道のシナリオとして構築したくらいでしょうか。
プレイ時間がいつも長くなるから、たまには短く終わらせたいな、という思いはありましたので、ではできるだけ自由を奪い取り、小説のように進んでいくシナリオにしよう、という。
これについては、最初にも書いたとおり、
第九話はNPCたちの結末を描きたい。
という考えがあったせいもあります。
そこにPCたちの意思を介在させたくない、というエゴもあったのでしょう。
(だからこそ、第十話では、PCたちの意思にすべて丸投げする勢いでのシナリオにしたんですが)
○結果
で、まあ。
早かったです、この回w
プレイ時間にして2時間と20分。
普段のプレイが大体3時間程度(長い時は5時間近く)かかっていたわけですから、非常にさくっと終わったことがわかります。
シナリオはほぼ思い通りに進んでいって、むしろ語り手のほうこそ「あれ?もう終わりか?」なんて思ったくらい。
少し残念だったのは、セッカの行動を予測できなかったことくらいですか。
普段とは逆の意味で。
とまれ、これで物語は終焉へ向います。
みんなは、どんな結末を望むのでしょうか。
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HN:
こはる=だんでぃ
年齢:
40
性別:
男性
誕生日:
1984/06/27
趣味:
武装神姫とTRPG
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